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製品情報

リターン燃料処理タンク・
気泡除去器(大気開放によるレベルコントロール)

370シリーズ

画像:Model 372-200
Model 372-200
画像:Model 370-170/175
Model 370-170/175

ラインナップ

中型エンジン用

  • MODEL 370-170:気泡除去器,Alcohol/Gasoline/Diesel用
  • MODEL 370-175:レベルコントローラ,Alcohol/Gasoline/Diesel用

小型エンジン用

  • MODEL 372-200:気泡除去器とレベルコントローラ兼用,Alcohol/Gasoline/Diesel用

概要

EFI、DIESELエンジンではエンジンのRPMにより供給燃料の7、8割の殆んどがリタ-ンされます。通常、リタ-ン燃料は高温で気泡をもつており ます。エンジンの燃料の正確な消費量を測定することは、エンジンに負荷をかけず如何にリタ-ン燃料(気泡を含む)とを効率良く処理するテクニックにかかっ ております。
MODEL370シリ-ズリタ-ン燃料処理タンク(LEVEL CONTROLLER)は、エンジンの燃料消費量とリタ-ン燃料及び供給燃料をMAX社独特のフロ-トによるEVEL CONTROLLERを使用してリ タ-ン燃料内の気泡を効率良く除去しながらエンジンに負荷をかけず燃料消費流量を高精度に計測することが出来ます。
従来の計測方法では、燃料供給ライン側に1台の流量計とリタ-ン燃料ライン側に1台の流量計を設置して2台の流量計を使用、すなわち供給側流量計とリタ -ン側流量計の差し引きによりエンジンが消費した燃料流量が算出されます。この方法では燃料消費流量の計測でポテンシャル誤差が生じることが検証されてお ります。特に、アイドリング時、低回転(RPM)時ではポテンシャル誤差はより大きくなります。
MODEL370シリ-ズLEVEL CONTROLLERを採用することにより、1台の燃料流量計をLEVEL CONTROLLERの出口側とエンジンの間に取り付けることによりアイドリング及び低速回転から高速回転(フルスロットル)の燃料消費流量をポテンシャ ル誤差無く高精度で測定出来るノウハウを秘めた高性能リタ-ン燃料処理タンクです。
燃料流量を正確に測定する場合には燃料流量計に入る気泡を除去することが重要です。
特に、2輪、スモール汎用エンジン等のアイドリングからフルスロットルで微小燃料消費量を高精度で測定する場合は燃料内の気泡をほぼ完全に除去するしなければなりません。
また、ガソリンはプロパンやブタンのような沸点の低い成分を含んでおり、特に気温が高い日などは燃料ライン内に気泡が自然発生しやすくなります。
1台の燃料流量計によりエンジンからのリターン量をレベルコントローラに戻してリターン量は再循環されアイドリング・低速回転時のポテンシャル誤差がなくフルスロットルまでの燃料消費量を高い精度で測定を可能にしています。

特徴

  • ヒステリシスが非常に小さい
  • エンジンのリターン燃料の気泡を効率的に除去
  • 大気開放されているためにエンジンのリターンラインに背圧が生じない
  • スムーズなフロートの動作によりエンジンよりのリターン燃料と供給燃料がコントローラされ•燃料瞬時流量及び消費積算量が高精度で測定できる

カタログ